私たちは、こんなお客様にこそ
お母さんが、亡くなったお父さんと若いころに行った「高山」を訪ねたいと以前から言っていたんですが、私にも自分の家族や生活があるため、いつも母には「いつか機会があったらね」と言っていました。
そんな中、私の子供も今年高校を卒業し、東京で一人暮らしを始めることになったので、「ようやくお母さんとの約束を果たせるかな」と思い立ったのです。
さあ「母を高山へ連れて行こう」高山ではあれを食べたい、これをしたい、などと想像をするだけでウキウキしてきましたが、いざ「車いすの母」を旅行に連れて行くという現実に、「初めて行く高山に(私の)運転も不安」「トイレは大丈夫だろうか」「宿はベッドの部屋があるだろうか」「食事は車いすのままで食べられるだろうか」などなどたくさんの不安が湧き上がってきたのです。
「やはり車いすの母を旅行に連れて行くことは無理かな」とあきらめかけていた・・・
そんな時、母のケアマネージャーさんに「母の旅行」について相談してみると、介護旅行を専門にしている「みらいさいトラベル」に相談してみればと勧められ、試しに連絡をしてみました。
すると、「みらいさいトラベル」の担当者が、親身になって相談にのってくれ、母の状態や、旅行への希望などきめ細かく聴き取りをしてくれた後に、私たちだけの旅行を提案してくれた のです。
私たちの予算や希望に応じて3つのプランを提案してくれました。
新穂高ロープウエイ 写真提供:㈱奥飛観光開発
プランA
私が自分で車を運転して母を連れて行くプラン。
宿泊先は、「みらいさいトラベル」が、母の状態にあわせて探してくれた温泉宿、母娘水入らずで気軽に行けるけど、運転や入浴、食事など私が自分で全て頑張らなければ…。
料金はこのプランだと 宿泊の手配だけなので 私たち2人で 約30,000円だそうです。
有料道路やガソリン代は自分で払わなければならないけど、行程上のユニバーサルトイレの位置は「みらいさいトラベル」が事前に調べてくれるから安心。 私が運転するのは、お母さん心配かしら…。
プランB
路線バスやJRなどの公共交通機関を利用し、介護員(ケアサポーター)が同行するプラン。
チケットから宿まですべて「みらいさいトラベル」が手配をし、介護員(ケアサポーター)が付き添ってお世話をしてくれるそうです。 介護員(ケアサポーター)が同行するので、母の世話は、全部おまかせ。私も一緒に旅を楽しめます。
料金はこのプランだと、私たち2人で 旅費まで含めて約84,000円、バスの乗降りや途中のトイレがちょっと心配なんだけど…。
プランC
出発から帰宅まで気軽に、観光タクシー気分を楽しめ、介護員(ケアサポーター)が同行する「介護タクシー貸切プラン」ですって。常に介護員(ケアサポーター)が付き添い、行程管理は介護タクシーの乗務員がやってくれるので、母も私も旅を楽しめます。このプランだとふたりで約200.000円。(介護タクシー料金も込み)
楽々おまかせですから、これなら不安はないかな。
さて、親思いのA子さんはどのプランを選ぶことになるのでしょうか。
あなたならどうします?